太ももやふくらはぎの肉離れの原因
1 急激な筋肉への負荷が原因
⑴ 筋肉が負荷に耐えられないと肉離れになることがある
肉離れは、急なダッシュ・ジャンプといった、急激に筋肉への負荷がかかるような動作に対し、筋肉が対応できなかった場合に起こります。
かかった負荷に筋肉が耐えられなくなった時に、筋肉の一部が切れたり裂けたりしてしまうのです。
そのため、スポーツや身体を使う労働等をしている時に肉離れが起きやすいといえます。
なお、急な動きだけでなく、日常の何気ない動きでも肉離れになることがあります。
肉離れになると、筋肉が腫れたり内出血が起きたりし、激しい痛みを生じます。
特に、成長期の子どもの場合は、肉離れから剥離骨折を起こすこともありますので、素早い対応が必要です。
⑵ 元々の筋肉の柔軟性が関係していることも
そもそも、筋肉が急激な負荷に耐えられなくなるのは、運動不足や疲労によって筋肉が凝り固まっていることが関係している場合もあります。
身体の柔軟性が低下している状態だと、筋肉が損傷しやすくなるため、肉離れになりやすいといわれているのです。
他にも、運動前のストレッチが不十分であったり、運動前に飲酒していたりすること等が、肉離れとなりやすい状態の原因であることもあります。
2 肉離れの症状
肉離れが起こった時には、このような症状が起こることが多いです。
・関節を曲げ伸ばしすると痛む
・押したときに強く痛む
・痛みで上手く歩くことができない
・断裂した部分にへこみがある
・内出血がある
3 応急処置を行い接骨院へ
肉離れを起こした場合は、すぐに応急処置を行うことが大切です。
痛みが出ている場所を冷やした上で、手のひらやゴムバンド等で完全に血流を止めない程度に圧迫します。
このような応急処置をしたら、できるだけ早めに接骨院へご相談ください。
接骨院での肉離れの施術は、大抵の場合、健康保険の適用範囲内となります。
保険が適用されるか不安な場合は、事前に通院を考えている接骨院へ確認していただくのがよいかと思います。
4 接骨院での肉離れに対する施術
肉離れを起こした直後であれば、応急処置と同様、冷やす・固定する・圧迫することが中心になります。
痛みが引いてきたら、筋肉を回復させたりさらに痛みを緩和させたりするために、微弱な電気や鍼灸を用いた施術などを行います。
また、接骨院にもよりますが、凝り固まってしまった筋肉の柔軟性を高めるために、自宅でも行うことができるストレッチを教えてもらえることもあります。
5 肉離れでお悩みの桑名の方へ
当院でも、電気や鍼灸を用いた施術を行っています。
これらの施術は、お身体に心地よい刺激を与える優しい施術であり、痛すぎたり熱すぎたりするということはありませんので、安心して施術を受けていただけるかと思います。
万が一、施術中に気になることがあれば、すぐにお申し付けください。
当院への通院をお考えの方で、肉離れについて分からないことがあり、事前に確認しておきたいという方は、お気軽にお問い合わせいただければと思います。